コラム

基本のマッサージ(背中&おしり)

背中とおしりのマッサージ

「ゆっくりセルフケアを行い、内臓の機能を整える」

背中の血行やリンパの流れがよくなると、新陳代謝がスムーズになるばかりではなく、内臓の機能も高まります。

その理由は、背中には膀胱経という経絡があり、臓腑(内臓)につながる「兪穴」と呼ばれるツボが並んでいるからです。

これらは、臓腑の状態が現れやすい部分で、その機能を高めるためにマッサージを行います。

背中のマッサージのポイントは、上半身のリンパを骨盤に流し、背中の経絡も流すようにさすります。

お尻は冷えやすく、皮下脂肪がつきやすい部分です。

マッサージで体内から温まると、瘦身効果が期待できます。

また、婦人科系疾患にも効果的です。

お尻のマッサージのポイントは、手で温めることをイメージしマッサージを行いましょう。

実践!背中とおしりのマッサージ

①背中をさする(10回程度)

両手のひらを腰にあて、そのままできるだけ背中の高い部分まで上げ、背骨に沿いながら腰に向かってゆっくりさすり下ろす。

※腰に向かって流すことをイメージしてさするのがコツです。

②お尻をさする(10回程度)

お尻の中央に両手のひらを置き、内側から外側へヒップラインの丸みに沿ってなで上げ、円を描くようにさする。

※お尻のたるみが気になる方は、たるんでいるところを引き上げるようにさすり上げましょう。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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